お茶の種類による違いとそれぞれの効能 2/3
では、どのお茶を飲めば、効率よく狙った成分を摂取することが出来るのかご紹介いたします。
ご自身に合うお茶を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
抹茶
抹茶は覆いという特別な方法で栽培された碾茶のみを使用して作られるので、他の日本茶より高い栄養成分を含有しています。
玉露や煎茶などは茶葉から抽出したものを飲みますが、抹茶は茶葉を粉にしたものを飲みます。そのため、玉露や煎茶からはほとんど摂取することの出来ない、水に溶けにくい性質を持つビタミンA・E・K、不溶性食物繊維なども摂取することが出来ます。上記の理由から日本茶の中でもっとも健康成分を摂取することが出来るお茶といえます。
抹茶が特に多く含有する成分
テアニン/葉酸/ビタミンA・K
当店おすすめの抹茶
当店で扱っている抹茶で、最も人気の抹茶(お薄)です。当店の扱うお薄の中では最も高級ですが、お濃も合わせた抹茶全体では中間の価格なので、手ごろで使いやすい抹茶としておすすめです。
玉露
覆いという特別な栽培方法で作られるので、抹茶と同じく栄養価が高いお茶です。
煎茶の約3倍のテアニンを含有し、葉酸は約10倍も含有しています。ビタミンCは煎茶の約3倍含有しており、抹茶と並んで高い健康成分を持つお茶です。
玉露が特に多く含有する成分
テアニン/葉酸/ビタミンC
当店おすすめの玉露
当店の扱う玉露の中で、最も高品質な玉露です。上質な玉露のみを厳選して仕上げてあります。玉露は高品質な茶葉ほど、テアニンというリラックス成分を含有しています。
煎茶
日本茶は飲料において、抗酸化作用の最も高い飲み物として知られています。
その中でも、暑い時期に収穫される二番茶は、最もカテキン(抗酸化作用の高い成分)を含有しているとされています。これは、旨味成分であるテアニンが光合成によってカテキンへ変化するためです。抹茶や玉露は栽培過程で日光を遮る覆いを行うため、テアニンからカテキンへの変化が抑制され、テアニンを多く含みカテキンが少なくなります。逆に、覆いを行わずに栽培される煎茶は、光合成によりテアニンが減少し、カテキンの含有量が増加します。
抗酸化作用は活性酸素を除去し、アンチエイジング効果を期待できるものとして注目されています。カテキンを多く摂取するには、煎茶を飲むのが効率的でおすすめです。
煎茶が特に多く含有する成分
カテキン
当店おすすめの抹茶入煎茶
当店の扱うお茶全ての中で、最も好評をいただいているお茶です。栄養面においては、抹茶を配合しているので通常の煎茶の栄養成分に加え、抹茶特有の栄養成分(不溶性の栄養成分)も少し摂取することが出来ます。