お茶の種類による違いとそれぞれの効能 1/3
高級なお茶とそうでないお茶の栄養面での違い
高級なお茶ほど栄養成分が豊富
日本茶には抹茶、煎茶など色々種類があります。製造される工程はそれぞれ異なりますが、同じ木(品種は違うこともある)から作られるので、基本的に含有する栄養成分はどれも同じです。
しかし、その成分の含有量自体は種類によって大きく違いがあります。お茶の栄養成分の含有量は、抹茶、玉露、煎茶、玄米茶、ほうじ茶というように高級なものほど多く栄養成分を含有しており、そうでないものほど成分の含有量が少なくなります。 これは一番茶に栄養が最も集中し、その後に摘まれる茶葉は成分が少なくなっていくためです。
また、ほうじ茶のように火を強く加えるお茶は、香ばしさが出たり渋みや苦味が少なくなる反面、旨味や栄養成分も少なくなってしまいます。
高級でないお茶にも栄養面でメリットがある
しかし、高級でないお茶であっても、高級茶より含有している成分が多いものがあったり、カフェインが少ないといった、飲む人によってはメリットとなる要素もあります。
抹茶や玉露は高い栄養成分を含有していますが、カフェインも多く含有しています。カフェインは適度に摂取すれば、ダイエット効果や集中力アップなど良い効果を得ることが出来ますが、過剰摂取した場合は眠れなくなったり、妊婦の方や小さい子供は飲む量に注意が必要です。
そういう面においては、玄米茶やほうじ茶は低カフェインのため、あまり気を使わずに飲むことが出来ます。