古くなった茶葉の活用法
棚の奥から賞味期限が切れたお茶が出てきた。しかしそのまま捨ててしまうのはもったいない。そんな時に役に立つ、古くなったお茶の活用法をご紹介します。
お茶の葉はきちんと仕舞っておかないと、どんどん周囲の臭いを吸収して香りが悪くなってしまいます。この臭いを吸収する効果を逆に利用して、消臭剤として利用しましょう。
消臭剤として利用する
皿またはコップに入れて、冷蔵庫の中に入れておけば、消臭剤として利用できます。効果は茶葉の状態や冷蔵庫の大きさによりますが、1~2ヶ月程度が目安です。
その他にも、市販のお茶パックに入れて靴の消臭剤に使ったり、電子レンジの臭い取り(適当な皿や器などにいれて放置するだけ)など、臭いの気になるいろんな場所で使えます。
茶香炉を使ってアロマテラピー
香炉・アロマポットは、ネットショップや100円ショップで簡単に手に入れることが出来ます。茶葉を入れて加熱すれば、茶葉の香ばしい香りが広がって、気軽に和のアロマテラピーを楽しめます。
家庭菜園の肥料に
古くなった茶葉、また消臭剤として利用し終わった茶葉は、自家菜園の肥料として利用できます。
農家でお茶だけでなく他の作物も栽培している方は、お茶の収穫から出荷までの過程で出た、売り物にならない部分(茶葉の微粉末など)を他の作物の肥料に利用していたりします。古い茶葉も肥料として、一定の効果が得られることが期待できます。肥料にする場合は、適当な量をパラパラ撒くぐらいで大丈夫です。
煎りなおして飲む
茶葉の保存状態の程度にもよりますが、フライパンで乾煎りすることで、香りを引き出すことが出来ます。弱火で茶葉が焦げないように、適度に煎って香ばしい香りがたってきたら完成です。煎りすぎると、風味が飛んでしまうので気をつけましょう。
以上のように、お茶は飲むだけでなく、色々なことに応用して使える便利なものなので、これまで古くなった茶葉を捨てていた方は、次に見つかった時は再利用してみてはいかがでしょうか。