美容効果とダイエットだけじゃない!茶カテキンの効能 1/3
カテキンとは
カテキンとは、タンニン(植物の持つポリフェノールの総称)の成分一部で、お茶の味においては渋みとなります。最近では、その健康効果や美容効果に注目が集まっています。このカテキン、特に緑茶(※)のカテキンについて、実際どのような効能があるのか詳しくご紹介いたします。
※緑茶とは、玉露・抹茶・番茶などの様々な種類のお茶をまとめた呼び名です。一般的に、緑茶としてよく飲まれているのが煎茶です。
美容効果
抗酸化作用でアンチエイジング効果
呼吸で取り入れた酸素の約2%が活性酸素に変化します。この活性酸素は身体に必要な働きをしますが、増えすぎると細胞を傷つけ、臓器の機能が低下し病気になりやすくなったり、肌など美容に関わる健康にも影響が出て、老化を促進させてしまいます。
身体には、この活性酸素が増えすぎたときにこれを抑える酵素が働く機能がありますが、40代を過ぎるとこの働きが低下するとされています。この活性酸素を除去する効果を抗酸化作用といいます。
緑茶のカテキンは抗酸化作用が強い
緑茶に含まれるカテキンは、他の食物に含まれるものと比べ、強い抗酸化作用が確認されています。緑茶はこのカテキンだけでなく、抗酸化作用のあるビタミンCも豊富に含有しているので、活性酸素を除去し老化を防ぐのにとても有効な抗酸化作用飲料といえます。
ダイエット効果
脂肪を燃焼させやすくする
カテキンは脂肪の燃焼効率を上げる効果があるので、ランニングや水泳といった有酸素運動を行う前に飲むと、脂肪の燃焼を手助けしてくれます。
また、カフェインも同じような効果を発揮するため、この両方の成分を多く含む緑茶をダイエットの際に飲むことは、とても効果的な方法といえます。
血糖値の上昇を抑える効果
血糖値が上昇すると、体を動かすのに必要なエネルギーとして糖を体中に送るのですが、余った糖は脂肪として蓄えられます。カテキンは血糖値の上昇を抑える効果があるので、脂肪の吸収を和らげることが出来ます。